ドローンの資格を取ったけれど、
「副業として本当に稼げるのか？」
「何から始めればいいのか分からない…」
そんな相談を、僕は毎日のように受けています。

結論から言うと、ドローン副業は正しい準備と正しい進め方をすれば、誰でも収益化が可能です。
ただし、資格を取っただけで仕事につながるほど甘くないのも現実。

この記事では、「ドローン副業のリアルな収入感」「必要な準備」「初期費用」「仕事の種類」「稼ぐためのロードマップ」「失敗しないポイント」まで、初心者向けにわかりやすく整理しました。

1. ドローン副業は本当に稼げる？【結論：方法次第】

ドローン副業の相談で一番多いのが、
「実際どのくらい稼げるのか？」という質問です。

◆月3〜10万円なら、がんばれば到達できる（およそ5割が可能ライン）
（正しい準備 × 正しい案件の取り方をすれば）

◆月20万円以上は、案件の入口を作れた人だけが到達できる
（例：企業案件・継続案件・自治体系など）

現場感としては、
稼げる人は「準備が整っている人」。
稼げない人は「準備なしで飛び込んだ人」。

本当にこれだけの差です。
ただ資格を取得しただけでは、残念ながら何も繋がらないのが現実です。

2. まず必要な資格は？【最低限はこれだけでOK】※必須ではないが、持っていると有利

2025年時点で、ドローン副業を始めるうえで必須の資格はありません。
しかし、案件の種類や今後狙いたい方向性によって「持っていると有利になる資格・準備」があります。

① 国家資格（二等無人航空機操縦士）→ 持っていれば信頼性が上がる

国家資格は必須ではありませんが、次の理由から持っていると有利です。

• 航空法の理解が深まる
• 夜間・目視外など、対応できる幅が広がる
• 企業案件で「資格ありますか？」と聞かれる
• 「国家資格を持っている人に依頼したい」という企業が増えている

特に、今後企業案件を狙う人にとっては二等無人航空機操縦士は武器になる資格です。
ただし副業のスタート時点で必須ではないため、無理に取りに行く必要はありません。

② 特殊撮影をしたい人は追加の技能が必要（※初期は不要）

撮影の種類によっては追加スキルが必要になります。
FPV撮影／点検撮影／農薬散布／サーモ撮影など、分野によって必要な技能は変わります。

ただし、副業を始めたばかりの段階では不要です。まずは「空撮」だけで十分。
スクール選びも「資格が取れるか」より、現場に同行できる体験があるか／インストラクターが現場で活躍している実績があるかを確認しましょう。

③ DIPS2.0の飛行許可・承認（包括申請）→ 副業ならほぼ必須

副業で受ける撮影の多くは、夜間・人口密集地（DID）・目視外のどれかに該当します。
そのため、包括申請（年間）の取得はほぼ必須になります。

④ 方向性が決まっていない人は、まずレンタルでもOK

まだ何をするか決まっていない／まずは練習だけという人は、機体購入よりレンタルを推奨します。
機体購入費、機体登録費、保険などの費用がかかるため、方向性が固まってから購入すれば十分です。

3. ドローン副業に必要な初期費用はいくら？【目安：10〜50万円】

もっともリアルな初期費用の目安は、次のとおりです。

• ドローン本体：10万〜30万円
• 予備バッテリー（合計3つあると安心）：1〜2万円
• SDカード：3,000〜5,000円
• 国家資格（二等）：8〜35万円
• 編集環境（必要に応じて）：0〜15万円
• 飛行許可申請：0円

▶ 合計：およそ10万〜50万円

ここまで揃えれば、副業として空撮を受けられる最低ラインになります。

もちろん、
「練習段階だから大きな出費は避けたい」
という人は、レンタルで十分です。

というより、これから何を始めようかという方はまずレンタルを強く推奨します。
方向性が決まってから購入すれば、無駄な出費を抑えられます。

4. ドローン副業でできる仕事の種類【まずは空撮の基礎から始めるのが最短ルート】

「ドローン副業」と聞くと、空撮だけの仕事と思われがちですが、実際にはさまざまなジャンルがあります。

ただし結論として──
初心者が最初に狙うべきは「空撮（スタンダード空撮）」です。

理由はシンプルです。

• 参入しやすい
• スキル習得が早い
• 単発でも案件が取りやすい
• 付加価値をつけることで単価を上げやすい

まずは空撮を軸に経験値を積み、徐々に次の領域へ広げていくのが最も現実的で失敗しにくい進め方です。
そして、ドローンはあくまで「ツール」なので、これまでの経験＋ドローンといった形で領域を広げていくことを推奨します。

① 個人向けの空撮（副業の最初の一歩）

七五三／成人式／結婚式前撮り／スポーツチームPR／家族イベント／地域イベントなど、個人向けの依頼は副業の入口として最も取りやすい領域です。

単価：1〜5万円

② 企業向けの空撮（安定した単価ライン）

ホテル・旅館PR／不動産／会社紹介動画／工場外観／店舗紹介／観光施設PRなど。企業案件は単価が安定し、継続・紹介につながりやすいのが特徴です。

単価：3〜10万円以上

③ FPV撮影（2025年の急成長ジャンル）

店舗紹介の一発撮り／施設・工場内のルート撮影／イベントダイジェストなど。競合がまだ少なく、差別化しやすい領域です。

単価：3〜10万円

④ 点検撮影・調査系（高単価ジャンル）

外壁点検／太陽光パネル点検／橋梁・インフラ調査など。専門性は必要ですが、案件単価が高く地方ほど需要があります。

単価：5〜15万円

5. ドローン副業で稼ぐためのロードマップ（0→1版）【最短で成果を出したい人向け】

ドローン副業でつまずく人のほとんどは、
「いま何をすればいいか分からない」状態にあります。
だからこそ、まずは順番が大事です。

STEP1：資格取得＋飛行許可を整える（準備）

まず必要な準備は次の３つです。

• 国家資格（二等）※必須ではない
• DIPS2.0の申請手続き（包括申請）
• 基本的な航空法の理解

副業として外で飛ばす以上、最低限の法令理解は必須。
ここはやれば終わる領域なので、時間を区切って一気に進めてOKです。

STEP2：ドローンを使える状態にする（機材＋練習10時間）

最初から高額機材は不要。
まずは Air3 / Mini4 Pro あたりをレンタルでもよいので使い、10時間の実飛行（練習）を目標にしましょう。

• 安全に離着陸できる
• スムーズなパン・チルト
• 直線・旋回の安定性
• 自動飛行の基礎

操作スピードは速くなくて問題ないです。
必要なのは、映像がかくかくしないこと（安定した映像）。
さらに NDフィルターやカメラ設定もここで学んでおくと、作品のクオリティが一段上がります。

STEP3：60秒の作品を3本つくる（ポートフォリオ準備）

案件を取るうえで最重要なのがポートフォリオ（作例）。
60秒の映像3本のほうが100倍説得力があります。
※どんな映像が撮れるのか。ここが重要です。

• 公園の空撮
• 建物の外観
• 川・海・自然エリア

編集はシンプルでOK。BGM＋テロップ＋色味調整の最低限で十分です。
※3つの作品を統一すると「こんな映像が撮れる」が伝わりやすくなります。

STEP4：SNS・知人・紹介で最初の1件を作る

最初の1件が一番難しいポイント。
逆に1件入ると、そこから一気に流れが作られます。
最初は高単価を狙わず「経験を作る」ことを最優先にしましょう。

STEP5：単価を上げる提案力を身につける

空撮だけでは単価の伸びが止まりやすいのが現実。
企業案件の大半は「どう撮るか」より何を伝えたいかで決まります。
ここを一緒に設計できる人は、単価・継続・紹介のすべてが伸びます。

STEP6：FPV or 編集スキルを追加して差別化する

空撮×FPV、空撮×編集など、＋αの武器がある人は伸び方が一気に変わります。
特に FPV は2025年に最も伸びている領域。得意になれば「仕事が来る側」に回れます。

STEP7：企業案件を取りに行く（安定ライン）

準備が整ったら企業案件へ。単価が高く継続しやすいので、副業の安定感が一気に増します。
SNS・ポートフォリオ・紹介・案件支援など、入口を複数持てると強いです。

6. ドローン副業の月収ライン（リアルな数字）【口コミ・紹介が動き出すと一気に伸びる】

ドローン副業はいきなり大きく稼ぐより、段階的に伸びていくのが一般的です。
ここでは現場ベースのリアルな収入ラインをまとめます。

◆ 初月：1〜3万円（知人・紹介案件中心）

最初の1件目を作る時期。知人・SNS・練習兼低単価案件が中心です。
この時期は安定した映像を撮れる状態づくりが最優先。

◆ 3ヶ月：3〜8万円（SNSや紹介で流れができる）

初案件を経験すると、相談や紹介が増え始めます。
ジャンルを増やしすぎず、空撮の精度を上げるのがポイントです。

◆ 6ヶ月：10〜15万円（企業案件が入り始める）

店舗・会社・施設PRなどの企業案件が入りやすい時期。
提案力や納品対応の丁寧さで、継続依頼につながりやすくなります。

◆ 12ヶ月：20万円〜（安定ライン）

作例・認知・紹介・差別化の武器が揃い、副業として安定しやすいラインに入ります。
ここからは継続案件の質でさらに伸ばしていく段階です。

結論：ドローン副業は積み重ね型。正しい順番で積むほど、収入は自然に伸びる。

7. ドローン副業で失敗する人の共通点3つ【避けるべきはココだけ】

ドローン副業で成果が出ない人は、ほぼ同じ3つのポイントでつまずいています。
逆に言えば、この3つを避ければ誰でも安定ラインまで到達できます。

① 最低限の準備が整う前に撮影だけで挑んでしまう

法令理解・許可・飛行の安定感・当日の流れ。
ここが曖昧なまま案件に入ると、トラブルやクレームにつながりやすいです。

▼ 成功側に回るには
準備（法令・許可・練習・作例）を整えてからデビューすること。
トライくんではこの初期準備を一緒に整えるサポートがあります。

② 空撮しかできない状態で動こうとする（差別化ゼロ）

飛ばせるだけの人は埋もれやすい時代。空撮＋αの武器が必要です。

▼ 成功側に回るには
空撮 ×（編集 or FPV or 提案力）を早い段階でプラスすること。
特にこれからは提案力を掛け合わせられる人が圧倒的に伸びます。
※ Tac10では、この提案力を短期間で一気に身につけることができます。

③ 相談できる人がいない状態で進めてしまう（孤独）

許可申請、現場の段取り、見積、トラブル対応など、つまずくポイントが多いのがドローン副業。
ひとりで抱えると挫折しやすくなります。

▼ 成功側に回るには
困った時に相談できる環境を持つこと。
トライくんでは個別相談・チャットサポートであなたの道筋を支援しています。

8. まとめ｜無料相談のご案内

ドローン副業は、「やり方次第でどんどん伸ばすことができる」珍しいジャンルです。
※ドローンはあくまでツールのため、掛け合わせ次第で強みが無限に広がります。

副業として安定させるために必要なのは、以下のたった3つだけです。

• 最低限の準備（法令・許可・基礎スキル）
• 空撮＋αの差別化（編集／FPV／提案力）
• 相談できる環境（迷ったときに聞ける場所）

2025年はドローン市場も大きく伸びているため、これから始める人にとって最高のタイミングです。

もし、
・何から始めればいいか分からない
・案件につながる動き方を知りたい
・最短ルートで副業を軌道に乗せたい
という方は、一度無料相談をご利用ください。
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