ドローン・映像クリエイターが最初につまずく「ビジネスメール問題」

ドローン・映像クリエイターが最初につまずく「ビジネスメール問題」

仕事が取れる人はメールが違う。成果が変わる「伝え方」とは

ドローン業界や映像制作で独立を目指す方の多くが、技術や機材に集中しがちです。
しかし実際は、案件の入口は ほぼ必ずコミュニケーションから始まります。

特にメールは、

  • 初回の問い合わせ
  • 見積りの送付
  • 納品
  • 継続提案

といった場面で使われる、「ビジネスの土台」です。

こんな悩みはありませんか?

  • 文章を書くのが苦手で、営業メールが送れない
  • 返信がこない理由が分からない
  • そもそも何を書けばいいのか分からない

これは、スキル以前に 分かりやすく、相手に動いてもらうメール を知らないだけです。

このコラムでは、ドローン・映像クリエイター専用に最適化したビジネスメールの型を紹介しながら、
実際にそのまま使える例文を3つ掲載します。

最後には、メール作成・提案文作りまで並走支援できる 「トライくん」 についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

なぜメールだけで「受注率」が変わるのか?

ドローン事業者の多くは、「作品のクオリティ」や「機材の性能」ばかりを強化しがちですが、
実際に差がつくのは 伝え方の精度 です。

メールは、以下の3つを一瞬で判断される場面です。

  • 誠実さ(信用できる人か?)
  • 意図の明確さ(何を求めているのか?)
  • 配慮(相手に負担のない伝え方になっているか?)

特に企業相手では、

  • メールの丁寧さ
  • 情報の整理力
  • 次のアクションを促す文章

これらが揃っているだけで、信頼ボーナスが付きます。

逆に、文章が曖昧だったり長すぎたりすると、返信は後回しにされ、最悪返ってきません。
つまりメールは、あなたのスキルや姿勢を文章という形で提示する営業ツールなのです。

初心者でも覚えられる「成果が出るメールの5原則」

文章力ではなく「構造」です。この5つさえ守れば、メールの品質は一気に上がります。

① 1文目で「目的」が分かるようにする

NG:なんとなく挨拶から入り、何が言いたいか分からない。
OK:「〇〇の件でご相談があり、ご連絡いたしました。」 など、最初に目的を明確に。

② 文章は短く、結論 → 理由 の順番に

クライアントは忙しいので、要点が最初に書かれているほど好印象です。
「まず結論」「その後に理由や背景」という順番を意識しましょう。

③ 依頼内容は「箇条書き」にする

文章だけで伝えようとすると誤解が生まれます。
撮影日・場所・目的・納品形式など、重要な情報は箇条書きにしてあげると親切です。

④ 相手の手間を減らす

「ご都合の良い日時を教えてください」よりも、
候補日を3つほど提示して選んでもらう方が、返信のハードルは下がります。

⑤ 署名には信頼につながる情報を入れる

氏名・電話番号・事業内容・ポートフォリオURL・保有資格(ドローン国家資格など)。
これがあるだけで、メールの「重み」が変わります。

実際に使える「例文」3選

ここからは、ドローン・映像制作に特化した完全オリジナル例文を3つ紹介します。
ご自身の名前や状況に合わせて、必要な部分だけ書き換えて活用してください。

【例文①】初回問い合わせ(営業メール)

件名:撮影のご相談(〇〇様/ドローン空撮)

〇〇株式会社 〇〇様

初めまして。ドローン空撮・映像制作を行っております、〇〇と申します。

今回ご連絡した理由は、貴社〇〇のプロモーションにおいて、
空撮映像が活用できる可能性があると感じ、ご提案させていただきたかったためです。

以下、簡単に概要をまとめております。

■可能な内容
・ドローン空撮(国家資格あり)
・地上撮影
・編集(1〜3分のPR映像)

一度、10〜15分ほどオンラインでお話できれば幸いです。
下記よりご都合の良いお時間がありましたらお知らせください。

① ○月○日(火)13:00〜
② ○月○日(水)19:00〜
③ ○月○日(金)10:00〜

どうぞよろしくお願いいたします。

――――――
〇〇 〇〇
Tactics
TEL:◯◯
Port:URL
――――――
      

【例文②】見積り送付

件名:見積書の送付(〇〇様/映像制作の件)

〇〇株式会社 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

先日お伺いした内容を基に、見積書を添付いたしました。
内容に誤りがないかご確認いただけますと幸いです。

■撮影日:○月○日
■納品尺:約3分
■内容:空撮+地上撮影+編集
■費用:○○円(税別)

もし修正やご要望がございましたら、お気軽にお申し付けください。

引き続きよろしくお願いいたします。

――――――
〇〇 〇〇
Tactics
TEL:◯◯
Port:URL
――――――
      

【例文③】納品後の次につながるフォロー

件名:映像の納品完了と継続のご提案

〇〇株式会社 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。

本日、映像データの納品が完了しましたのでご報告いたします。
貴社のSNS・Webサイトで活用していただけると嬉しく思います。

反応状況を見ながら、
・ショート動画の追加制作
・別企画の空撮
・年間での月次サポート
など、ご提案も可能です。

一度、成果確認と次のステップのご相談ができれば幸いです。
5〜10分ほどでも構いませんので、お時間をいただけますと嬉しいです。

引き続きよろしくお願いいたします。

――――――
〇〇 〇〇
Tactics
――――――
      

「書き方の型」を知れば、メールは武器になる

多くのドローン・映像クリエイターが遠回りしてしまうのは、

「いい文章を書こう」としてしまうから。

大事なのは文章力ではなく、
相手が動きやすくなる構造 を知ることです。

構造を理解した瞬間から、メールは営業ツールになります。

逆に、メールが整っていないと、

  • 返信率が低い
  • 提案が通らない
  • 単発で終わる

といった状況から抜けられません。

「どう書いていいか分からない」と感じたら ─ トライくんという選択肢

メール・提案文・営業の導線設計まで一緒に整えたいなら、
トライくん が必ず役に立ちます。

トライくんでは、

  • メール添削(実際に送る文面のブラッシュアップ)
  • 提案文・見積り文の作成サポート
  • 営業の型づくり(テンプレ化・導線設計)
  • 実際の案件相談や現場の振り返り
  • SNS・ポートフォリオの改善アドバイス

など、資格取得後の「最初の壁」を伴走しながら一緒に超えるサポートをしています。

独学で悩む時間を短くして、「成果が出るやり方」だけを選べるようになる。
これがトライくんの一番の価値です。

まとめ:メールは「スキル」を「仕事」に変える橋渡し

ドローンも映像制作も、技術があるに越したことはありません。
ただし、技術だけでは仕事は生まれないのも事実です。

必要なのは、

  • 誰に向けたサービスなのか
  • 何の成果を提供できるのか
  • どんな流れで受注・継続を増やすのか

そして、その入口となるのが「ビジネスメール」です。

今日紹介した例文や型をベースに、まずは一通送ってみてください。
それでも不安なときや、「これで本当に良いのか?」と迷ったときは、
いつでもトライくんを頼ってもらえればと思います。

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