
「映像編集・空撮のスキルはあるのに、なぜか営業だけは腰が重い…」
そんなドローン操縦者・映像クリエイターの方は少なくありません。
技術がある=営業もできる、というわけではありません。
ですが、営業が苦手でも案件を取れる仕組みは作れます。
このコラムでは、営業が怖く感じる原因を整理し、初心者でも実践できるステップと、すぐ使える例文3つをご紹介します。
最後には、トライくんによるサポートの流れもお伝えしますので、安心して読み進めてください。
なぜ「営業が怖い・苦手」と感じてしまうのか?
技術力のあるクリエイターが営業でつまずくのは、単に営業が不得意というよりも、以下のような構造が影響しています。
① 提案先が明確でない
「自分は何でもできます。」という状態では、相手に響きません。
誰に・何を・どう伝えたいかがぼんやりしていると、
「声をかけて良いのか分からない」「断られたらどうしよう」という恐怖が出てきます。
② 断られることへの恐れ
技術者として映像・ドローンの仕事をしてきた方は、成果が出ることで自信を得ています。
しかし、営業では成果が出る前に「断られる」体験があります。
この拒否経験への恐れが、行動を止めてしまう原因になります。
③ 営業の流れ・仕組みが整っていない
「どこに」「何を」「どう送れば良いか」
この流れが整理されていないと、「何をやればいいか分からない」と感じてしまい、結局動けないままになりがちです。
技術があるのに営業で止まる人は、
営業が必要だからではなく、営業が怖い構造があるということを理解すると、次の一歩が見えてきます。
営業が怖くても動ける「5ステップ」
初心者でも実践できるステップを紹介します。実際に手を動かすことが重要です。
ステップ1:ターゲットを1つ絞る
例:観光施設・建設現場・不動産業など。
狙う相手を絞ることで、「声をかけていいか迷う」状況をなくします。
ステップ2:困っていることを想像する
技術をアピールするのではなく、「クライアントが何に困っているか」を考えます。
例えば:
- ドローンで撮る時間がない
- 映像を作ったけど、活用方法がわからない
ステップ3:小さな提案から始める
営業が怖い人ほど「大きな案件じゃなきゃ意味がない」と考えがちです。
まずは低ハードルで「◯分/この価格で試せます」という提案から始めてみましょう。
ステップ4:拒否を成功の一部として捉える
断られたら終わりではなく、
「自分の提案のどこが響かなかったか」を振り返るチャンスと捉えましょう。
ステップ5:流れ(仕組み)をテンプレ化する
次のようなテンプレートをストックしておくだけで、営業動作が怖くなくなります。
- 問い合わせメールテンプレ
- 見積り送付テンプレ
- フォローアップテンプレ
実際に使える営業メール例文3選
ドローン・映像クリエイター向けにカスタマイズした例文です。必要な部分を編集してご利用ください。
【例文①】初回提案メール
件名:ドローン空撮のご提案(○○様)
○○株式会社 ○○様
初めまして。ドローン空撮・映像編集を行っております、○○と申します。
貴社の○○(例:観光施設/工事現場)において、上空からの撮影+編集による
「短尺プロモーション映像」をご提案させていただきたく、本メールをお送りしました。
■ご提供可能な内容
・ドローン空撮(国家資格保持)
・地上撮影
・編集(30秒〜90秒、SNS向けも対応)
もしご関心がございましたら、10〜15分ほどオンラインでお話しできれば幸いです。
以下よりご都合の良い日時をお知らせいただけますでしょうか。
① ○月○日( )○○:○○〜
② ○月○日( )○○:○○〜
③ ○月○日( )○○:○○〜
どうぞよろしくお願いいたします。
――――――
○○ ○○
屋号/会社名:○○
TEL:○○
ポートフォリオ:URL
【例文②】見積り送付メール
件名:見積書のご送付(○○様/映像制作プラン)
○○株式会社 ○○様
お世話になっております。○○です。
先日はヒアリングのお時間をいただき、ありがとうございました。
以下の内容にて見積書を添付いたします。ご確認ください。
■撮影日:○月○日
■納品尺:約3分(4K想定)
■内容:ドローン空撮+地上撮影+編集
■料金:¥○○○,○○○(税別)
ご要望の変更や不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
――――――
○○ ○○
屋号/会社名:○○
連絡先:○○
ポートフォリオ:URL
【例文③】フォロー&次案件提案メール
件名:先月納品分 映像活用のご様子と次回ご提案(○○様)
○○株式会社 ○○様
いつもお世話になっております。○○です。
先月納品いたしました映像につきまして、Web掲載から3日で
再生回数:○○回/保存数:○○件という結果が出ております。
ご活用いただきありがとうございます。
この流れをさらに広げるために、
・ショート動画(15秒〜30秒)への再構成
・ドローン+地上撮影での追加プロモーション
・定期的な撮影・編集サポート
といった次のステップもご提案可能です。
まずは軽く5〜10分ほどオンラインでお話しできれば幸いです。
ご都合の良いお時間をお知らせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
――――――
○○ ○○
屋号/会社名:○○
連絡先:○○
営業を怖くなくするための具体アドバイス
断られても価値は消えないことを知る
「断られる=能力が低い」ではなく、「ニーズと合致しなかっただけ」です。
自分の価値そのものが否定されたわけではありません。
声をかけ続ける数を増やす設計をする
技術者は少数の大案件を目指しがちですが、数をこなせる提案構造を作ることで怖さは薄れます。
最も短くて確実な行動を決めておく
例:「今日中にターゲット企業3社リストアップ」「明日メール1通送る」など。
小さな行動を積み重ねることで、自信が生まれます。
仲間・相談できる環境を持つ
1人で営業を続けると、感じる怖さが増します。
相談できる相手がいるだけで、心がかなり軽くなります。
「営業が苦手・怖い」と感じているなら、トライくんへ
技術は十分。だけど営業でいつも立ち止まってしまう。
そんなドローン・映像クリエイターの方には、トライくんが最適なサポートになります。
トライくんでは、
- ターゲット選定・メッセージ設計
- 営業メール・提案書のテンプレ作成
- 実際に送る練習・フィードバック
- 継続案件・リピート案件に結びつける流れ設計
まで、専門支援として伴走します。
営業が怖い時間を最小にして、
技術を仕事に変える仕組みを一緒に作りましょう。
まとめ:営業は才能ではなく設計で変えられる
技術力があるのに「営業が怖くて行動できない」のは、とてももったいないことです。
今回紹介した5ステップ+例文3つを活用して、まずは一通でもアクションを起こしてみてください。
そして、それでも不安なら、トライくんと一緒にステップアップしていきましょう。
