
選ばれない映像クリエイターから抜け出す方法
映像・ドローンの仕事が増えている一方で、こんな声をよく耳にします。
「スキルはあるのに選ばれない」
「価格競争に巻き込まれてしまう」
「提案しても比較されて終わる」
その大きな理由のひとつは、映像業界がそもそも差別化しづらい構造を持っているからです。
作品・技術・経験。どれもが横並びになりやすく、実は差がつきにくい。
ですが、差別化できないままでは、継続的に仕事を獲得し続けることは難しいのも事実。
この記事では、
- 本質的な差別化が難しい映像業界で、どうリードを獲得するか
- どうすれば「この人に頼みたい」と指名される側になれるのか
- そして、Tacticsの実践プログラム「Tac10」がなぜ差別化の核になるのか
を整理してお伝えします。
なぜ映像業界は差別化が難しいのか
まず前提として、映像・ドローン分野は差別化が非常に難しい業界です。
その理由を3つに分解してみます。
1. 技術が横並びになりやすい
撮影機材や編集ソフトの進化により、一定レベル以上のクオリティは、
もはや多くのクリエイターが再現できるようになりました。
つまり、「技術がある」こと自体は差別化要因にはなりにくいということです。
2. 作品だけでは価値が判断されない
企業や自治体が本当に欲しいのは「動画」ではなく、成果につながるコミュニケーションです。
つまり、「なぜその構成なのか」「誰に、何を届けるのか」「どう活用するのか」までを含めて価値が決まります。
作品だけで比較されると、最終的には価格勝負になってしまいます。
3. 発信している言葉が似通っている
「PR動画作れます」「会社紹介動画できます」「ドローン撮影できます」。
こうした言葉は、ほとんどの制作会社・フリーランスが使っている表現です。
その結果、お客さま側から見ると「誰も同じに見える」状態になってしまうのです。
本質的な差別化は難しい。それでも勝てる理由
技術・作品・経験といった本質的な要素だけで差別化しようとすると、
相当な時間と労力が必要になります。
ですが、Tacticsとして多くの現場とクリエイターを見てきて確信しているのは、
「選ばれている人たちは、別の場所で差別化している」ということです。
その「別の場所」とは、ズバリ見つけてもらう仕組みです。
指名検索されるクリエイターが圧倒的に強い
仕事をお願いしたい制作会社や個人を探すとき、企業や担当者が安心するのは次の2つです。
- 誰か信頼できる人からの紹介であること
- サービス名や個人名で検索したとき、きちんと情報が出てくること
つまり、あなたのサービス名や名前で検索される状態は、それだけで大きな信頼の証なのです。
指名検索がもたらす具体的なメリット
- 価格競争に巻き込まれにくくなる
- 他社・他者と比較されにくくなる
- 「相談ベース」の問い合わせが増える
- 継続案件・長期的な関係につながりやすい
差別化が難しい映像業界だからこそ、指名検索される存在になることが圧倒的な武器になります。
専門領域×言語化×一貫性が「差別化の土台」になる
では、どうすれば指名検索されるようになるのか。
結論から言うと、鍵になるのはこの3つです。
- ① 専門領域(ニッチ)を決める
- ② 提供価値を初心者にも伝わる言葉で言語化する
- ③ SNS・HP・実績を一貫した軸で積み上げる
① 一度「狭い領域」を決めて名乗る
たとえば、次のような切り口があります。
- 自治体プロモーション動画に特化
- 採用・リクルート動画に特化
- 店舗のショートPR・縦型動画に特化
- ドローン空撮 × 工場・製造業
最初から全部できる人を目指すのではなく、一度狭く名乗ることが指名につながる第一歩です。
② 提供していることを「初心者にも分かる言葉」で書き換える
「映像制作します」「動画編集できます」だけでは、相手にとっては曖昧です。
たとえば、
「採用サイトや求人媒体で使える社員インタビュー動画の企画〜撮影〜編集まで対応します」
といったレベルまで具体的に言語化されていると、選ばれやすくなります。
③ SNS・HP・実績を同じ軸で積み上げる
専門領域と提供価値が固まったら、
SNSの発信・HP・ポートフォリオ・事例紹介などを同じ軸で統一していきます。
こうすることで、検索したときに
「あ、この人(このサービス)は●●の人なんだ」と一瞬で伝わるようになります。
Tac10が差別化の核になる3つの理由
ここで、Tacticsが提供している「Tac10」について少し触れさせてください。
Tac10は、
「映像×ドローンで指名される側になるための実践プログラム」
として設計しています。
なぜTac10が差別化の核として機能するのか。理由は大きく3つあります。
1. 「作品」ではなく「提案力」を鍛えるから
Tac10では、
- ヒアリングからの課題整理
- 企画・構成案の作成
- 撮影・編集の設計
- クライアントへの提案と振り返り
までをセットで実践します。
単に「動画を作れる人」ではなく、「成果を一緒に設計できる人」になることで、
企業からの信頼度と指名率が大きく変わります。
2. 実案件ベースで「現場対応力」が身につくから
差別化が難しい映像業界で、最終的に大きな差を生むのは現場の経験値です。
Tac10では、実際の案件を題材にしながら
- 現場での立ち振る舞い
- トラブル時の判断
- 撮影の優先順位付け
- クライアントとのコミュニケーション
といった実務でしか学べない部分まで踏み込んでいきます。
現場に強い人は、SNSでの発信にも説得力が出て、結果として指名される確率が上がります。
3. SNS・導線・肩書きを「差別化前提」で設計するから
Tac10は技術講座ではなく、
「プロデューサーとして見つけてもらうための設計」
まで一緒に作るプログラムです。
- サービス名・肩書きの設計
- プロフィール文の最適化
- 投稿の型・話すテーマ設計
- 実績の見せ方・タグ付け
- 検索されるキーワードの整理
これらを「指名検索される前提」で整えることで、
差別化が一時的なものではなく再現性のある「仕組み」になります。
技術で戦わなくていいという結論
映像技術や編集スキルは、時間をかければ誰でも伸ばせます。
ですが、「選ばれるかどうか」を決めるのは、技術だけではありません。
これからの映像クリエイターにとって本当に重要なのは、
- どう見つけてもらうか(リード獲得の仕組み)
- どう指名される存在になるか(ポジション設計)
- どう成果まで伴走できるか(提案力と現場力)
という「戦略」の部分です。
差別化が難しい業界だからこそ、
技術の競争から一歩離れて、仕組みとポジションで勝つという選択肢を持ってほしいなと思います。
Tac10についてのご相談・お問い合わせ
もし、
- 比較される側ではなく「指名される側」になりたい
- 映像×ドローンで、もっと安定して案件を獲得していきたい
- 自分の強みやポジションを一緒に整理してほしい
と感じた方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
■ お問い合わせメールアドレス
t.shimodrone@gmail.com
■ Tactics公式サイト & SNS
ホームページ:https://tactics-drone.com/
代表・下川拓斗のX:https://x.com/t_shimodrone
公式LINE:https://lin.ee/StD7wJ2
